チラシの裏の設計書

プログラム開発、データ分析からロボット作りまでものづくり全般を思うがままに書き連ねたブログ。

PHSのSMS認証問題まとめ

microsoftのアカウントやツイッターのアプリ登録などでSMSを使った認証が多々あります。

PHSだと認証ができない問題があったため、現状をまとめておきます。

 

問題:

SMSによる認証で、PHSの番号を入れてもエラーになり送信できない、

もしくは送信されたように見えて、SMSが届かない。

 

前知識:

PHS(現Ymobile)の電話番号は 070-55 or 070-56 で始まる。

PHSにはライトメールという独自の電話番号でのメッセージ送信があったが、近年では携帯とも互換性のあるSMSが利用可能になっている。

・携帯会社への電話番号割当で 070始まりの番号も始まる。

MNPによりPHSも携帯電話も番号の違いはなくなりつつある。

 

原因パターン:

・システム側で070始まりを拒否している

 ⇒過去PHSがSMSに対応していなかった経緯があるため080/090のみを受けいれているパターン

 ⇒この場合、たとえ携帯電話でも070のもはNG

・SMSの拒否設定

 ⇒着信拒否されていないか確認。指定番号からの許可設定をしないといけない場合も。

・海外からの送信を受け取れない

 ⇒Ymobileの場合、海外からのSMSをカットしているようです。(個人の設定では解除できない)

・国際番号+81がある場合は先頭の0をのける

 ⇒070-xxxx は 81-70-xxxx というようにします。

 

ひっかかりそうなところリストアップでした。

ちなみに自分の場合旧willcomからのPHSユーザだったので、海外番号から受信できずに詰みました。

昔のブログ振り返り

過去に使っていたブログサービスが終了するとのことで、記事の移行を考えていました。(ここのブログに移行しようかとも思ったのですが、結論としてはいかんせん古い情報ばかりだったのでやめました。)

 

ただ過去に書いた記事は懐かしくいろいろ見ていると記事別の累計アクセス数ランキングがありました。

ということでどのような記事が人気あったかを振り返ってみます。

 

1位:Windows XPのテーマ変更

 2位の3倍以上アクセスがあった謎記事。

 WindowsXPでパッチをあててカスタムテーマを適用する記事です。

2位:漫画を書くフリーソフトの紹介

 漫画を書くフリーソフト、アトリエの紹介。

 紹介というほど紹介しているわけでもないのになぜかアクセス数が2位。謎。

3位:アドエスToday画面

 今となっては相当古い、旧WillcomのアドバンスドW-ZERO3[es]に関する記事です。

 デスクトップカスタマイズみたいな内容です。

 アドエス絡みの記事はニッチなものの一定の需要があったようで、わりとアクセス数多め。

4~10位:

 そこからの記事ではmidiの音源、動画編集ソフト、3D風景ソフトTerragenなどがランクインしています。動画音楽編集関連がなかなか人気があったようです。

 

役に立ちそうにないうんちく:10円玉の鳳凰

役に立ちそうにないうんちくを一つ。

10円玉の表面、平等院鳳凰堂の屋根に乗っている鳳凰について。

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昭和26年の10円と27年以降の10円では尻尾の向きが異なる!!

どうやら流通が始まった時に、鳳凰のオスの尻尾はもっとこうだ!という物言いがついて変更されたとかなんとか。真実はいかに。

 

PHS回線テザリング

Y!mobileのCRESTIA402KCとWebブラウザのOpera布教用動画を作ろうとして失敗したので、文章で残しておこう。

すごく局所的にしか需要がない情報です。

 

時代の流れに逆らって、いかに低速回線環境で頑張るかという試みです。

 

○CRESTIA 402KC / WX12K

Willcom(現Ymobile)の端末で、一部のユーザに人気があります。

この端末の特徴はBluetooth接続でテザリングができること。

 

[別端末] ←bluetooth→ [WX12K] ← PHS回線 → インターネット

 

という接続で、他端末でPHS回線を使ったインターネット接続が使えます。さらに別端末でPHS回線を使った通話も可能になります。

もともと安いPHS回線を使いつつ、モバイルルーターとしても利用できます。

気になる回線速度は、、、、400Kbps!

 

・・・さすがに今の時代にこの速度では苦しいです。

ということでOperaの機能を使ってネット通信高速化を試してみます。

 

Opera / Opera MAX

Android向けのWebブラウザOperaには通信量圧縮機能があります。

この機能を使えば、低速回線でも快適!・・・となるのかどうか実験します。

 

○回線速度調査

まず、回線速度の実測値を確かめておきます。

もともと動画で作ろうと思っていたので、こんな感じのカメラで撮った図になってます。

f:id:stkdev:20160430023458p:plain

比較対象としてまずは自宅の無線LAN。回線は光。だけどボトムネックが回線というよりタブレット性能になるような気もする。

ping:25ms

下り:29.03Mbps

上り:29.32Mbps

いやー、さすが速いなぁ。

 

次にWimax2も試してみます。

ping:51ms

下り:8.63Mbps

上り:4.67Mbps

まー、こんなもんですか。

 

ではPHS回線行ってみましょう。

f:id:stkdev:20160430024543p:plain

PHS端末側でテザリング設定ができます。

ping:140ms

下り:0.22Mbps

上り:0.32Mbps

け、結構出てるじゃないですか(棒)

 

○Yahooのページを開く with 回線圧縮機能

では、この回線でYahoo!のトップページを開くとどのくらい時間がかかるのか。

f:id:stkdev:20160430025442p:plain

結論はこちら

 

普通に開く:16~18秒

圧縮して開く:11~12秒

 

数回試した結果、この程度になりました。

Operaで見れる圧縮率も30%台になっていたのでこんなもんなんだろうと思います。

 

○結論

 

PHS遅い。

 

というのはまぁわかってましたが、格安SIMを利用する人も増えていると思うので、こういった低速回線でも工夫をすると割と環境改善はされそうです。

今回は実験のため、普通にYahooを開いていますが、画像を荒くするとか非表示にするというのもできるのでもう少し高速にはなりますよ。

 

○動画づくり

回線速度とかを伝えるためにもともと動画で作ろうとおもっていたのですが、

Yahooを開くにしても連続でやってるとキャッシュされて表示が高速になったり、回線切り替えはうまくいかなかったりとあまりにグダグダになって動画編集大変になったのであきらめた。

次はもっとがんばりましょう。

 

スイーツマラソン実験 再び

前回に引き続き、スイーツマラソン実験を行います。

前回は心拍数の測定がおかしいことになっていたので、今度はちゃんと心拍センサーをきっちり固定します。

 

で、やっぱり気になるのは「走っている途中にスイーツ食べるって本当に大丈夫なの?」というところ。

これを検証するにはもう中途半端に走らず、全力マラソン✕スイーツを実験するしかないです。

 

2kmを全力で走りつつ、1km地点でスイーツを食べ、走り切る!

行ってみましょう。

 

f:id:stkdev:20160131185735p:plain

結果はこんな感じ。

なんと驚いたことに心拍数が驚くほど一定です。2分あたりからずっと180~184bpmの間に収まるという安定感。

心拍・ペース的にはスイーツは問題ないということになりました。

 

しかし実際は・・・

・スイーツがまずく感じる(口の中水分不足)

・息が止まるのでなかなか飲み込めない、噛むのもしんどい

・食べた後、横っ腹が痛くなりだす(これはペースの問題かも)

 

いやー、大変でした。

苦しいのは予想通りといったところですが、心拍があまり変動しないのは意外でした。(ペースは落ちないように多少意識してました。)

 

しかしその心拍ですが、そもそもの限界値が[210 - 年齢]ぐらいになるそうなので、これ以上はなかなか上がらなかったというだけかもしれません。

 

まぁ、とりあえずスイーツマラソンに参加する皆様は、楽なペースで走って、立ち止まってスイーツを食べましょう。

 

 

 

 

スイーツマラソン実験 失敗編

世の中には奇抜な大会があるもので、スイーツマラソンなるものがあるそうです。

マラソン中に"給スイーツ所"なるポイントがあって、食べて走るそうです。

 

いやー、えーと、、、

 

なにそれおもしろそう。

 

ということで、参加を目指してまず練習してみます。

というかランニング中に何か食べるって大丈夫なの?という検証実験です。

 

が、失敗編です。心拍センサーの取り付けが失敗していたっぽく、心拍数がやたら高くなっています。

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いくらなんでも心拍200回/分を超えているのはおかしいですが、食べている途中にどんどん上がって、食べ終わり後もなかなか落ちないのは傾向と言えそうです。

 

よし、次はちゃんと測定して記録します。

 

ロボット構想と水中モーター

久しぶりの更新です。

ここのブログはロボット作り中心にしていこうと思います。

たまに書いていたプログラム的な話題はQiitaに書いていこうと思います。まだアカウント作ってないですが。

 

それはそうと、ロボット作りです。

前回までリモコンづくりをしていましたが、ロボットの構想を決めて作り始めます。

お魚ロボットは練習的な位置づけでしたが、今度は実際に池や海で動くロボット完成を目指します。

 

ロボット要件

要件定義、というほど物々しいものではないですが、今回の目標は

・海or池で動く

・水中の撮影ができる

・ある程度自動操縦ができる

ことです。

ロボットの形はシンプルに船型です。

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映像撮影や、自動操縦のための情報処理はスマホにします。

・・・なんというか、ロボットというより動くスマホです。

 

水中モーターは市販のものを

駆動部が問題です。お魚ロボットも結局うまく前進しなかったし、ここはしっかり考えたいところ。

・・・下手に自作してモーターが水没とかするのもいやなので、今回は市販のものを使いましょう。

 

いやー、便利なものがありますね。

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http://www.tamiya.com/japan/products/70185submarinemotor/index.htm

約700円なり。

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組み立てるとこんな感じ。

今回はこれを2つ使うことにします。

 

さてさて、モーターを動かす回路も設計していきましょう。

次回へ続く。