チラシの裏の設計書

プログラム開発、データ分析からロボット作りまでものづくり全般を思うがままに書き連ねたブログ。

ロボット用リモコン作り part.1

昨年度はお試しでお魚ロボット作りなんかをしていたわけですが、今年度はお魚ロボットから進化して、実際に海に持って行って遊べるロボットを作っていきます。

 

コントローラー作り開始

さて、まずはロボット用のコントローラーを作ります。

コントローラーと言ってもそんなすごいものではなく、単にボタンを配置しておいて、押すとON/OFFの状態がロボット(を制御するマイコン)に送ることができるというだけのものです。

なんで本体より先にコントローラー?と思われるかもしれませんが、電気的にON/OFFがしっかり送れるものがあると電子回路確認やらちょろっとした動作確認やらに便利だからってだけです。

ということで買ってきたのは普通の押しボタンスイッチとカチカチとひねるロータリースイッチです。ロータリーの方は本体写ってないですけど。

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こんなイメージでコントローラーを作っていきます。

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ロータリースイッチは段階的に変えたいもの(速度とか明るさとか)の調整のためにつけます。

今回は2回路6接点のものを買ってきました。最大6段階調整できるようにします。

押しボタンスイッチは何に使うでもなくとりあえず4つぐらいつけておきます。あと+2個ぐらいは増設できるようにしておこう。

 

ON/OFF切り替え

まずは基本の部分。

マイコンへの接続を考えているので、ボタンによって5V/0Vを切り替えるようにしなくてはいけません。

やっちゃいけないのがこれ。

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(記号がいびつなのや古いのは許してください。抵抗器とかギザギザで書いちゃいますし。自分用なので。年がバレル。)

ダメな点1:直繋ぎはマイコンへの過電流になる危険があるのでやめましょう。

ダメな点2:「どこにもつながっていない=0V」ではない。ON/OFFが不定になります。

 

今回はシンプルにこうしました。

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いわゆるプルダウン抵抗をつけただけ。スイッチが押された時に5Vが読み取られ、押されてない時はグランドと等価=0Vになります。

今回の押しボタンスイッチ4つはもうこの回路だけでできそうですね。

 

次回はロータリースイッチの回路を考えます。

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