「ザ・ファシリテーター」読んだ
どうやら最近、ファシリテーション的な能力が必要な気がしてきたので、ざっくり概要を掴めそうな本を読んでます。
ちょっと古めですが、ザ・ファシリテーターという本を読んだので読書日記を書いておきます。
まず、この本はノウハウ集的なものではなく、小説のようなスタイルになっています。
仕事現場でのビジネス・組織改革の物語になっており、ビジネスの現場での活用イメージが少なからず掴めると思います。ファシリテーターの役割やその活用の結果として、組織にどういう変化が起こっていくかということをわかりやすく物語にしたものになっています。一冊を通してしっかりとした物語になっているため専門書とは違って一気に読みやすいです。
これ一冊を読んだからといっていきなり多くの手法の知識を得られたりファシリテーターとしての立ち回りができたりというものではありませんが、ファシリテーションで何ができるの?何をしなければいけないの?といった目的や成功のイメージが持てるという意味ではとても良い本と思います。
ただし注意として、物語の中ではファシリテーションのためのフレームワークや手法など(プロセスマッピングとかSWOTとか)も登場しますが、手法自体にフォーカスしているわけではなく、サラッと出てくるだけなので、詳細や詳しい実践法を知りたい場合は別の書籍と合わせて読むのが良いです。
ということで同著者の「ファシリテーターの道具箱」も読んでいるので、一通り読んだらまた日記書きます。