チラシの裏の設計書

プログラム開発、データ分析からロボット作りまでものづくり全般を思うがままに書き連ねたブログ。

「5日でマーケティング検定3級合格できるか」をやってみた結果

マーケティング検定3級」受けてきました。

5日間の雑なお勉強メモは、マーケティング検定カテゴリをどうぞ。

stkdev.hatenablog.com

結果の報告と、今後この検定を受ける人に役立ちそうな情報をまとめておこうかなと思います。

結果

80点で合格!!

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5日でなんとかなるもんですなぁ。。。(しんどかったけど。)

 

振り返り

試験の流れ

(CBTの試験あんまり受けたことないので標準的なのかわかりませんが)まず、受付で本人確認や注意事項の説明を受けます。その後荷物等を預けて、席に案内されて試験開始です。CBTに慣れてない方は少し時間に余裕を持って行きましょう。

試験は60分で30問です。

だいたい40分ぐらいで一通り回答し、10分ぐらい見直しをしてました。時間的には余裕のある試験だと思います。

回答が終わると、試験終了ボタンを押す → 即結果が表示されます。その後、印刷ボタンをポチッと押すと上のキャプチャのような紙(上下にもうちょっと名前とか入ります)が印刷されて、それを受け取っておしまいという感じです。

 

難易度について

「思ったより難しい」と感じました。

受験した方々のブログ等見てみても、「問題集より難しい」「過去問してたのにできなかった」「傾向が異なる」等の意見がありました。

自分は公式の問題集解いてないのでわかりませんが、Webページにある3級の模擬テストと比べるとだいぶ難しく感じました。

マーケティング検定3級模擬テスト - 公益社団法人日本マーケティング協会
(エラーで動かなかったりする場合があるので注意)

一応参考までに自分の場合の感覚ですが、勉強前の状態で↑の模擬テスト受けると10問中8,9問は解けましたが、そのまま本試験受けたら多分50〜60点だったと思います。

で、その難しいと感じた要因ですが、簡単な試験によくある「内容はわからなくても文章の流れでなんとなくわかる問題」が模擬テストに比べてかなり減っていた印象なので、それでかなと思います。

「ざっくり用語のイメージがつかめている」だけでは混乱させられる問題がそこそこ出題されるイメージなので、一歩内容まで踏み込んで覚えましょう。

例えばの例として・・・  ※これは適当に作ったダミー問題です

PPM分析:

市場成長率と市場シェアを軸にし、負け犬・[①] ・花形・金のなる木、に分類される。

①はなんでしょう

みたいな問題は出ません。もうちょっと具体的&わかりにくく

PPM分析:

①「負け犬」は成長率・シェアともに低く、撤退を検討すべき製品である。

②「問題児」はシェアは低いが市場成長はしているためチャンスと捉え花形を目指すか、負け犬になる前の撤退の判断が必要である。

③「金のなる木」は市場シェアが高い主力商品であるため、追加投資によりさらなる収益拡大を検討する。

④「花形」・・・(略)

誤っている説明を選べ。

みたいな感じです。

誤っているのは③で、前半の説明は合っていますが、後半の説明が「花形」になっている、というような感じです。

 

 試験範囲について

まず、最初に勉強2日目あたりで気にしていた「デジタルマーケティング」ですが、出ませんでした。まぁ出題パターンは変わると思うので絶対出ないとは言えませんが、がっつり出題されることはなさそうです。

なので特にWeb系の広告屋さんなど、デジタルマーケが必要な人は別の試験も合わせて考えると良さそうです。

 

どんな人にオススメ?

想像を含む!!

  • マーケティングの考え方や方法論全体を学びたい人
  • 経営や企業戦略に興味のある人
    →「市場環境」や「戦略的マーケティング」の項目は市場の見方や競合調査の基礎として良さそう
  • サービス業関連でステップアップしたい人
    →「サービス・マーケティング」や「消費者行動」の項目では接客などのサービスをどう有効に活かすか、顧客だけでなく従業員側の満足度もマネジメントする等の考えやフレームワークが出てきます。
  • 企業活動の「数字」に強くなりたい人
    →「マーケティング・リサーチ」や「価格戦略」の項目ではデータの収集や活用の話、アンケートの活用など、データの活用の前提となる考え方が学べます。

 

5日でやるのオススメ?

最後にこれから受けてみようと思ってる人向けに。

なんか煽り気味に「5日で〜」とかってタイトル付けてますが、私の勉強前の状態?を列挙。

  • 試験の範囲のマーケティング全体を体系的に学んだことはないものの↓
  • 興味はあるので過去に本1,2冊は読んでた
  • 「市場環境」「戦略的マーケティング」あたりは興味はあって大学かどこかでそういう講義受けた気がする(だいぶ忘れている)
  • マーケティング・リサーチ」や「消費者行動」関連でたまに仕事で必要になって用語ぐらいは調べたりしてる

という状態からのスタートなので多少時短は可能な状態だったかなと思います。

なので、0からスタートするなら、大学の1単位分(45時間かな?)ぐらいの勉強は必要かなといった印象です。

マーケティングの入門書」的な本なら試験内容は網羅されていると思うので、読みやすい本1,2冊をしっかり読み込むことをオススメします。

 

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