チラシの裏の設計書

プログラム開発、データ分析からロボット作りまでものづくり全般を思うがままに書き連ねたブログ。

「マネー・ショート 華麗なる大逆転」を流し見た

今回は読書じゃなくて映画です。さらっと概要と感想だけ。

www.moneyshort.jp

2015年にアカデミー脚色賞受賞の作品らしい。YouTubeムービー、Netflixなどで見れます。

 

概要

リーマンショック時の実話を元にしている映画。

当時金融の世界でどのようなことが起こっていたのかをトレーダーや銀行目線で見られます。

専門用語や会社名なんかもポコポコ出てきます。解説は映画中でされるものの、全く金融系に興味がない状態だとつらいかも。

など(・・・ざっくりしかわからん。。。) 

加熱する市場の中で、危険性を見出した人物たちがどのように動いたか、金融の世界とはどういうものなのかが垣間見える作品。

 

感想

どなたかがレビューで書いていましたが、「華麗なる大逆転」という日本語の副題がちょっと誤解を生みそう。

リーマンショックを予見して大儲けしたぜー!ヒャッホー」という内容ではなく、各人物の苦悩が色濃く表現されています。

取引が成立して喜ぶ若手トレーダーに対して「喜ぶな、自分達の予想があたることがどういうことがわかっているのか。(アメリカ金融が崩壊して多くの人が家を失う)」と制する場面や、最終的に空売りとしては大成功を納めたトレーダーが無言でその結果の数値だけ記載する場面など、一般想像する「華麗な大逆転」な感じではないです。

しかしだからこそ、リーマンショックや金融について冷静に考えるきっかけになる良い映画と思いました。

 

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