「伝え方の魔術」を流し読んだ
今回の読書日記は「伝え方の魔術」。
「伝え方」とありますが、「伝える」ということの前提として必要な情報収集などについて濃く書かれており、むしろそこを目的に読みました。
概要
目次は以下のようになっています。
第1章 伝え方の魔術は「情報収集」がカギを握る
第2章 フェイクを見破れ! 最速で真実に近づく情報収集の極意
第3章 英語ニュースを読んで、世界レベルの情報収集力を身につける
第4章 伝えるうえで最も基本となる「知的正直さ」とは?
第5章 大切なのはイメージング! 「人前で話す」のが得意になる方法
第6章 相手の心をつかむ最強の伝達ツール! 「スライド」と「動画」を使いこなす
章題からわかるように、半分以上「伝える」ためのインプットや姿勢の話です。
単にプレゼンのテクニック集とかではないので情報を効率よく集めたい人にもおすすめです。
ピックアップ
伝え方と情報収集
・情報の内容と技術が揃って初めて伝わる
・情報収集は「〜したい」という目的ありきで行う
・情報収集の基本
・目的ありきで行う
・集中力を使う
最初の30秒で良いので情報収集によって何が実現できるか結果のイメージをする時間を持つ
・頭の中を整理する
どの情報が印象的だったか、関連する情報はないか、この情報を伝えるとどんな反応がありそうか、等振り返る
フェイクと情報の種類
フェイクを完全に見極めるのは不可能だが、筆者が意識し実践していることがまとめられている
・ 情報の種類
・ 一次情報:本人が発疹
・二次情報:一次情報を見たメディアが発疹
・三次情報:二次情報をもとに作られた情報
・徹底的に情報源に近く
・二次情報なのか三次情報なのかを見極める
・タイトルと最初の2パラグラフが一次情報から飛躍しすぎていないか
・マスメディアより信頼できる個人
・「どのメディアか」より「誰なのか」
・二次三次情報はメディアの特徴を考慮
・一次情報が見つかるまでは「フェイクだ」「フェイクではない」と甘い認定をしない
・一次情報が見つからない場合、エビデンスを3個以上集める
まとめと補足
今回は情報収集部分を特に読みたかったのでピックアップもその部分が中心となってます。
さらに書籍では、筆者が実際に情報源としてるメディアや個人のリストやウォール街で働いていた時の経験、そしてもちろんプレゼンに関することなど語られています。
あと、さすが伝え方の本というべきなのか、不思議と飽きずにさらさらと最後まで読めるんですよねぇ。。。