チラシの裏の設計書

プログラム開発、データ分析からロボット作りまでものづくり全般を思うがままに書き連ねたブログ。

「スタンフォードで学んだ 最強の意思決定」を流し読んだ

本日の流し読み日記です。

スタンフォードで学んだ 最強の意思決定」を流し読んで行きます。

www.nikkeibook.com

 

総評

タイトルの「意思決定」だけ見ると頭の整理術とかそう言う関連かと思いがちですが、本書はチームや関係者全体の意思決定をサポートするためのファシリテーションの重要性や具体事例を使ったよい意思決定のための思考手順を紹介している本です。

組織のトップによる即断即決をしてもいいとき・良くないときというような話から始まり、意思決定を遅らせがちな要因とその対策が解説されています。

オリンピックの新国立競技場のデザイン(白紙撤回になったあれ)を例に、実際に意思決定の議論をしてく様子を本の約半分をも割いて解説しているため、かなり具体的で紹介されているフレームワークの活用方法がわかりやすい印象だった。

 

概要と感想

最初の章では意思決定が遅れたりできなかったりすることの原因をレベルに分けてまとめている。「願望と意思決定」が混在しがちなことや議論が積み上がらない状況の説明など、あるあるな状況を整理し、問題点をまとめている。

次の章でこれらの問題を解決し、自分の意識決定とチーム全体の意思決定をするためのプロセスを7つに分け、細かく説明している

プロセス1:課題の明確化・共有化

プロセス2:論点の洗い出しと意味合いの抽出

プロセス3:3要素の階層化

・・・

これらはファシリテーターの動きを想像させられるものだった。どのような点に注意すると最初の章で出てきたような問題に陥らないかを解説している。

具体的なやり方もでてくるため、一度サラッと読んだだけでは頭に入り切らないので必要なときに読み返すようにしようと思った。

最後の章では新国立競技場建設の論争をモデルケースに実際にプロセスに沿って提案を作る、といったことを行っており、7プロセスの使い方がより詳しくわかるものとなっていた。

 

全体の感想として、「意思決定」というタイトルではあるが意思決定につながるような「物事の問題解決はこのようにしろ!」というような広い範囲で学びのあるテーマだと感じた。

 

 

なんか文章バラバラだなぁ。

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